M&Aに際して、買収対象企業や買収対象事業の財務内容等を、その実態と正確性も含めて確認するための、買い手候補様側による調査のことです。通常「基本合意書」締結後に買い手候補様負担で行います。収益性や決算書に記載されていない簿外債務の有無、資産の実在性や価値評価、税務リスクなどを調査します。通常M&A実務に精通した公認会計士や税理士、又は監査法人が行います。
買収対象企業及び事業の特性(上場・非上場、業種・業態など)を踏まえ、監査業務のみならず、M&Aアドバイザーとして多数の成約実績を持つ経験も豊富な弊社顧問会計士が対応致します。そのため、単なる財務調査にとどまらず、M&Aアドバイザーとしての知見に基づき、事業デューデリジェンスなどを含めた買い手候補様が本当に知りたいポイントについての調査・報告が可能です。また、財務デューデリジェンスを踏まえた上で、会社法・金商法・会計・税務その他、案件検討にあたっての諸問題の整理や譲渡契約書作成のアドバイスも致します。
財務デューデリジェンスの料金は、調査対象会社の売上・資産規模・子会社の有無・実行場所等によりますが、中小企業のM&Aの場合、通常50万円~300万円程度となります。
企業規模、調査内容、納期等によっても異なりますので、具体的な料金はお打ち合わせの上でご提示させていただきます。
財務デューデリジェンスは主に買収対象企業内の一室にて、調査資料のボリューム等により、最低2日~行います。
書類調査のほか、マネージングインタビューなどを行う場合もあります。それらを経たのち、約2週間~1か月以内に、担当会計士・税理士による報告書をご提出致します。
※その他必要書類