買い手企業はM&Aにより、商品等在庫、本社家屋、工場などの有形の資産と同時に、ノウハウ、従業員、取引先関係、組織といった無形の資産も同時に取得することができます。
ゼロから新規事業をたちあげる場合には、これらは全て最初から開拓していかなくてはいけないのに対して、M&Aでは既に出来上がった状態で買収する為、買い手企業にとっては大幅な時間と労力の削減になります。
M&Aを行うことによって、経営に必要なヒト・モノ・ノウハウといった資源を獲得することができ、売り手企業の既存経営資源を活用することが可能になるので、買い手企業はスピーディに事業規模を拡大することができます。
新規事業には基本的にリスクがついてまわるものですが、既にその事業領域で実績を上げている企業を買収すれば、新規事業へのリスクを軽減でき様々な分野の事業展開が可能となります。
M&Aを利用して異業種へ進出することで事業の多角化を図り、複数の収益源を得ることで会社全体のリスク分散を図ることができます。
買い手企業と売り手企業が互いに重複する部分を一つに統合することでコストダウンが可能になるなどのシナジー効果があります。買い手企業の不足している部分を補うために、その不足する部分を持つ売り手企業のM&Aにより不足部分をカバーすることもできます。
買収までのステップ
※ケースに応じて実行手順が前後または省略される場合があります。
お客様のニーズ(事業内容、ご予算等)をお伺い致します。ご相談内容については、秘密を厳守いたしますのでご安心ください。
無料相談は、電話(03-6230-8451)、またはお問い合わせフォームから、ご連絡ください。
お客様の買収ニーズを、弊社のデータベースに登録いたします。
以下の項目について可能な範囲、決まっている範囲でお知らせください。
買収ニーズに合致する譲渡希望会社がリストアップされている場合、またはその後リサーチにより出てきた場合は、まずはノンネーム情報をご提供いたします。
ノンネーム情報にご関心をもっていただいた場合、貴社・弊社間で、秘密保持契約を締結します。
秘密保持契約締結後、案件についての詳細資料を開示いたします。
アドバイザリー契約は、弊社のサービス内容と成功報酬を定めたものになります。
弊社は、完全成功報酬制を採用しているため、着手金等は一切発生いたしません。また、弊社は角度の高い売却候補先が見つかってからアドバイザリー契約をお願いしております。具体的なお相手が見つかる前に無理に契約をお願いすることはございません。
詳細な情報にてご検討を進めて頂き、買収条件その他ご要望の調整を行ない、買収の意向がほぼ固まってきた段階で、お相手の将来ビジョンやM&Aに対する考えなどをご確認いただくためにトップ面談を行ないます。
トップ面談でのお話し合いで諸条件が決まりましたら、それらを確認し合意するために候補先企業と「基本合意書」を締結します。
基本合意締結後、お客様が指定する公認会計士や税理士・監査法人による買収監査を実施頂きます。
※原則として、弊社が仲介しているM&Aの案件は、成功報酬をいただく弊社がデューデリジェンスを担当することは利益相反の問題がございますので、買い手企業様の責任でデューデリジェンスを行っていただいております。
譲渡企業と貴社で当該契約書に基づき調印式にて最終契約を締結します。株式・事業の譲渡と対価の支払を行ないます。
業務上必要な引継ぎを行い、新体制での事業がスタートします。スパンロ・アンド・サンではM&A後、より発展していけるよう「アフターM&Aサポートサービス」も行っています。
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